2008 / 05 / 02 ( Fri )
原点の再認識
広島在住のコーチ、赤木です。
4月25・26日、広島の古田中学校で、南雲研究生の講演と 佐々木コーチのミニセミナーがありました。 南雲研究生のお話は残念ながら聴くことができなかったのですが、 佐々木コーチのセミナーはオブザーブすることができました。 先生、保護者、地域の方達(2名の僧侶さまも!)合わせて20数名が 参加され、あっという間の1時間20分。時間とともに皆さんも 乗ってきて、深い気づきや質問が出てきました。 印象に残っているのは、ある先生が次のように言われたことです。 「生徒に問題行動が起こった時に、つい‘諭す’ことを優先してきた ように思います。お話を聴いて‘承認’することの大切さを感じました。」 そうそう!大人は、自分の経験や価値観、一般常識、あるいは 自己都合などで、子どもを‘諭す’つもりになっていることがよくあります。 辞書を引くと‘諭す’は、・よくわかるように言う ・教え導く とあります。 私もコーチングを学ぶ前は、娘達を諭しているつもりでした。 でも実際やってたことは、ダメダメ攻撃に〇〇禁止令ばかりでした。 これでは子どもは諭されるどころか、様々な方法で逃げようと考えます。 その結果、大人はますますイライラするという悪循環に陥るわけですね! そこで登場するのが、コーチングの『承認』です。 セミナーの中で佐々木コーチは、結果ではなくプロセスを重視することが承認につながる、 ということを「子どもが、大きくなったらゾウになりたい!と言ったら あなたは何と言いますか?」という問いかけで解かりやすく伝えていました。 大人は自分の枠の中で「無理だよ!」と結論づけてしまいがちですが、 コーチングでは子どもの思いを受け止めることから始めます。 「そうか!大きくなったらゾウになりたいんだね!ぞうさんのどんなところがスゴイと思う?」 承認と問いかけです。 子どもにとって、自分の思いが受け止められて、未来への希望が膨らんでいく瞬間です。 どんな答えが返ってくるかワクワクしますね! もう1つ印象に残ったのは次の質問でした。 「目標がはっきりしている場合はいいけれど、その子に目標がない 場合はどうしたらいいのですか?」 確かに、コーチングは目標が明確であればあるほど機能する コミュニケーションスキルですが、目標がはっきりしない場合もよくあります。 上記の質問に対して佐々木コーチは 「資源の棚卸をさせる」と答えました。 どんなにダメだと思う子にも「資源は絶対ある!」と言い切った 言葉はとっても心に響きました。 そのためには質問力と視点の多さや広さが重要ですね。 それとコーチが可能性を信じることも欠かせません。 短時間のセミナーでしたが、私も原点を再認識できたし、 参加者の皆さんもコーチングを知る良いきっかけになったと思います。 これがどうすれば継続して学べる場につながるかが今後の課題ですね。 |
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