学習コーチアカデミーからのお知らせ
1. 生徒の体験コーチング募集!
  本校の特徴は、学習コーチと呼ばれる担任が、生徒一人ひとりの学習スタイルに合わせ、卒業まで伴走することです。そのコーチの質問により、自らの資源を引き出される感覚、定期的な振り返りを受ける感覚を体験することが可能です。現在の状況をリセットし、新年度より新たな環境でがんばろうとする生徒さまに、ご紹介いただければ幸いです。
2. 教員向け、体験コーチング募集!
  同じく、教員の方々に対しても、無料で1ヶ月の体験コーチングの機会を提供しています。学習コーチングは新しい教育メソッドです。われわれは今、教員を通した生徒たちの変化の事例を創造しています。是非、ご協力ください。同サービスは、人数に限りがありますので、ご了承ください。

※上記の詳細は、佐々木までご連絡下さい。
hiroshi.sasaki@coaching-academy.jp
Tel 03-3446-2546
2008 / 05 / 02 ( Fri )
承認=「生きていいんだよ」という証人

私は、ティーチングだけでは、どうにもならない生徒でありました。
「指示」をうまく聞くことができずに、いつも、見えないところでストレスを抱えて
いました。

それに従うことができなければ、当然、怒られてしまう。
しかし、どう頑張っても、要領よくこなせず、いつも、周囲をイライラさせていました。
そうならないように、必死で誤魔化す術ばかり学んでしまい、学校での学習という面
では、どんどん遅れをとってしまいました。

「頑張りたいけど、頑張れない」

悔しかったです。

それでも、私は先生たちに『教室以外』では本当に暖かく対応していただけました。
だから、先生たちには大きな尊敬を感謝の念を持っております。
しかし、教室では、結果が出せないと、やはり、疎外感とか自信喪失などのことが起
こってしまいます。プロセスに焦点が当たることはありませんでした。

私はなかなか、結果が出せなかったため、ひどく頭を抱えていました。
もちろん、全てが、学習障害のせいだなんて、思っておりません。
あくまで、学習障害とは、私の一部分であり、私の全てではないからです。

しかし、「指示がうまく聞き取れない」「ルールがいまいち、理解できない」「文字
の読み書きがうまくできない」などということは、大きな負荷になっていたことを今でも忘れません。
いつも、周りの動きばかりを気にして動いていました。うまく先生の言うことが把握できずに
周りの動きを随時確認しながらだと、とても勉強どころではなく、学校にしがみつく
ことで、精一杯だったのです。毎日、過度の緊張をしながら、学校生活を送っていました。

佐々木コーチは、古田中学校の研修で、『教育』の「育」はコーチングとおっしゃいました。
ティーチングとコーチングの両輪どちらが欠けてもいけないと。そのコーチングこそ、
「プロセス重視」なのです。

もし、学校生活を送っていたときに、コーチの「承認」「棚卸し」があったならば、不登校になる前に一
度、立ち止まって冷静に自分自身を見つめ、自信喪失の前に、「まだ、できることがある。」という
希望を持って学校生活に挑めたのではないかと思います。

不登校になり、学校という行き場しかないと思っていた私は、真剣に「生きること」について、
考え始めました。しかし、「学校に行っていない」=「何もしていない」「怠けている」というレッテ
ルばかりで、その不登校の時期に何を思い、どうやって生き抜いていこうかと考えている自分は、
まるで存在価値がないかのような感覚でした。

自分の胸の内を話しても、なかなか、「承認」してもらうことができずに全てが嫌に
なった時期がありました。今、不登校の子ども達に求められているのは、「生きていてもいい」という、
人格をまるごとを承認してくれて、そして、その先に光を差し込んでくれる存在であると思います。

隣で寄り添ってくれる存在は、自分の歩いてきた道、現在歩いている道、今後歩いて行く道を
確かに見届けてくれる、「証人」になると確信しています。

教育現場にも、「学校コーチ」の存在が現れてくれることを、心より願っております。

南雲
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2008 / 05 / 02 ( Fri )
原点の再認識
広島在住のコーチ、赤木です。

4月25・26日、広島の古田中学校で、南雲研究生の講演と
佐々木コーチのミニセミナーがありました。

南雲研究生のお話は残念ながら聴くことができなかったのですが、
佐々木コーチのセミナーはオブザーブすることができました。

先生、保護者、地域の方達(2名の僧侶さまも!)合わせて20数名が
参加され、あっという間の1時間20分。時間とともに皆さんも
乗ってきて、深い気づきや質問が出てきました。

印象に残っているのは、ある先生が次のように言われたことです。

「生徒に問題行動が起こった時に、つい‘諭す’ことを優先してきた
ように思います。お話を聴いて‘承認’することの大切さを感じました。」

そうそう!大人は、自分の経験や価値観、一般常識、あるいは
自己都合などで、子どもを‘諭す’つもりになっていることがよくあります。

辞書を引くと‘諭す’は、・よくわかるように言う ・教え導く
とあります。

私もコーチングを学ぶ前は、娘達を諭しているつもりでした。
でも実際やってたことは、ダメダメ攻撃に〇〇禁止令ばかりでした。

これでは子どもは諭されるどころか、様々な方法で逃げようと考えます。
その結果、大人はますますイライラするという悪循環に陥るわけですね!

そこで登場するのが、コーチングの『承認』です。

セミナーの中で佐々木コーチは、結果ではなくプロセスを重視することが承認につながる、
ということを「子どもが、大きくなったらゾウになりたい!と言ったら
あなたは何と言いますか?」という問いかけで解かりやすく伝えていました。

大人は自分の枠の中で「無理だよ!」と結論づけてしまいがちですが、
コーチングでは子どもの思いを受け止めることから始めます。

「そうか!大きくなったらゾウになりたいんだね!ぞうさんのどんなところがスゴイと思う?」
承認と問いかけです。

子どもにとって、自分の思いが受け止められて、未来への希望が膨らんでいく瞬間です。


どんな答えが返ってくるかワクワクしますね!


もう1つ印象に残ったのは次の質問でした。
「目標がはっきりしている場合はいいけれど、その子に目標がない
場合はどうしたらいいのですか?」

確かに、コーチングは目標が明確であればあるほど機能する
コミュニケーションスキルですが、目標がはっきりしない場合もよくあります。

上記の質問に対して佐々木コーチは
「資源の棚卸をさせる」と答えました。

どんなにダメだと思う子にも「資源は絶対ある!」と言い切った
言葉はとっても心に響きました。

そのためには質問力と視点の多さや広さが重要ですね。
それとコーチが可能性を信じることも欠かせません。

短時間のセミナーでしたが、私も原点を再認識できたし、
参加者の皆さんもコーチングを知る良いきっかけになったと思います。

これがどうすれば継続して学べる場につながるかが今後の課題ですね。



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