2008 / 02 / 25 ( Mon )
「やる」と決めた!
3学期は、教室の上部にとりつけられているエアコンの温風が頭部に舞い降り、
生徒にとっては、ついうとうとと眠気に誘われる時期でもある。 授業で、教科書の内容にからめて、 眠いから寝るということが自由なのか、 眠くても寝ないということが自由なのかを考えてもらう時間をとった。 発言してもらっているとき、 「私は授業中には絶対寝ません」と断言した生徒がいたので、 周りの生徒の参考にもなるかと思い、 眠くても寝ないで頑張れるのはあなたの中に何があるからできることなのかと 質問してみた。 彼女曰く、「寝ないと決めた」からできるのだそうである。 「決めたことをやれないのは、自分自身に負けた気がして悔しいから」 とのことであった。 結構前から決めたことはやるという姿勢でやってきたらしい。 「小さい時に、決めたことをやり通せずに悔しい思いをしたことがあったからではないかと思う」と 本人は振り返っていた。 やろうと決めたことをやれずに自己嫌悪に陥ることがしょっちゅうの私は、 「決めたことは必ずやれます」と、静かに、そして力強く言う彼女に心を揺さぶられ、 以下のことを考える機会をもらった。 彼女のように決めたらやれる人がおり、私のように決めてもなかなかやれない人間がいる。 「やれる人」と「やれない人」の間に、 また、「決めたことをやれる時」と「決めてもやれない時」の間に、 何が横たわっているのだろうか。 今、私が感じていることは、 彼女にとって、「やろうと決めた」ということは「やる」ということ同義だが、 私にとっての「やろうと決めた」には、「やる」だけでなく、 「やろうと思った」や「やれればいいな」も含まれていたのかもしれない、 ということだ。 そういえば、 やると決め、実際にやるときの私も、 腹をくくり、本当の意味で「やると決め」ている。 そこには、「やろうと思った」「やれればいいな」 というあいまいさはない。 やろうと決める=やる。 このシンプルなイコールである。 やると決めるときの彼女も、ここに揺るぎがないのだろう。 彼女の発言は 他のクラスメートに刺激を与えただけでなく、 「やろうと思う」と「やるという揺るぎのない決意」の間に横たわる溝、 そしてその溝を埋めるためのコーチングの活用 という視点を私に与えてくれた。 感謝している。 次回からの授業や生徒とのやりとりに、 この視点を活かしていこうと 私は「決めた」。 by 白川 |
2008 / 02 / 15 ( Fri )
「しない」ではなく、「する」を目標に
○先日、友人が監督しているバレーボールの練習試合を見に行った。ゲームはかなり接線 し、ジュースにもつれ込んだ。友人のチームにサーブ権が移った。そのときである。「絶対 に外すなよ」。選手のサーブはネットに引っかかり、相手に点数が入った。これで流れが相 手にいき、そのセットを落とした。 ○研修でも紹介しているが、大脳は否定語を区別できない。「サーブを外すな」と言われると、 サーブを外すイメージをしてしまうのだ。人の体はイメージしたとおりに動くようになってい る。すると、「外すな」と言われると外してしまう。ではどのような声がけがいいか。 ○「ここは入れるだけでいいよ」で、いいのである。すると「入る」イメージが形成され、体が動 く。「緊張するな!」ではなく、「リラックス!」と言ってあげるべきなのだ。 ○これと同じく、「授業中おしゃべりをしない」「テレビゲームは1時間以上しない」「忘れ物をし ない」などといった、生活目標や学習目標を書く子どもたちがいる。 ○これらの目標を書いた子どもには「あれもしない、これもしないでは、疲れないか?“なにか をしない”のではなく、“なにかをする”というように書き換えてごらん」と指導する。 ○すると子どもたちは「授業中先生の話に集中する」「テレビゲームは1時間だけする」「寝る 前に持ち物の点検を必ずする」といった、肯定語を使った目標が出てくる。 ○「どっちの目標の方が、毎日見ていてやる気になる?」。こう尋ねると、ほぼ全員が肯定語 を使った目標のほうを選択する。ちょっとした言葉遣いで、モチベーションが上がることもある のだ。 |
2008 / 02 / 06 ( Wed )
わが子の笑顔に接するために、今日から親ができること…
■講座の内容と日程 開場12:30 開催時間13:00〜16:00
※都合により連続して受講できない場合でも、Part1〜Part3すべてを受講していただければ、初級講座を修了することができます。ただし、順不同ではなくPart1から順にPart3まで受講していただくようお願いいたします。 ■会場 東京都品川区北品川5−12−4山泉ビル2F アットマーク・ラーニング内 学習コーチアカデミー ■問合せ・お申込み 日本ホームスクール支援協会 電話 03−3446−2541(担当:日野、大槻) メール info@homeschool.ne.jp ■ 受講料 25,000円(Part1〜3まで。消費税込み。認定料込み) ※協会会員は10,000円(Part1〜3まで。消費税込み。認定料込み) インストラクター(指導者)育成コース、学習コーチご希望の方はお問合せください 「なぜ○○したの?」「なぜ○○しなかったの?」に代わる声がけから始まる、それが子育てコーチング 「なぜ○○したの?」「なぜ○○しなかったの?」と裁く姿勢から子どもは体温を下げ、従うふりか、言い訳を考え続ける思考か、反発を覚えて、前向きに解決策を考える思考を見失なってしまうことがあります。子どもが何か失敗したとしても、親がすぐに価値判断をしてしまい、叱ったり、指導するのではなく、事実調査をし、事情聴取を丹念に行います。(上から下の視線でなく、同じ問題解決をともにする姿勢で。) そうやって子どもの気持ちや認識を引き出し、一見失敗と思える体験の中で何を得られたのか、という視点で内省と深い問題解決思考を引き出すことになることがあります。 子どもの体温を上げる、効果的な質問には以下のようなものがあります。 ・どうすればよかったと思う? ・今度同じようなことがあったら、どうすればいい? ・今回のことで懲りたことある? ・今回の失敗で、知ってよかったことって何? これらのコーチング的な質問、発問が、子どもの心を開かせ、子ども自身の自己問題解決力を大きく伸ばすきっかけを与えることになります。 ◆コーチング一口メモ コミュニケーションで大切な態度。それは・・・ 「聞くこと」、「聴くこと」、 そして、 「訊くこと」 コーチングは、ティーチングやカウンセリングや、トレーニングに比べて、徹底して「訊く」態度のスキルアップを行なうものです。 下記は、コーチングはティーチングとカウンセリングの違いをまとめたものです。コーチングでは、解決のための答は子どもたちの中にある、と信じて、訊く、そして意思を引き出す、サイクルをある考え方のもとに定期的に「振り返りながら」行なっていきます。 コーチングは子どもたちの中に眠っている「意思」「未来デザイン力」の鉱脈を時間をかけて探り当て、やがて子どもたち自身がシャベルをかついで意気揚々と自らの鉱脈を掘り下げていくのを手伝う、役目があるのです。 ◆コーチングとティーチングとカウンセリングの主な違い
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